名古屋記念病院院長 藤田 民夫

患者様から信頼される質の高い医療を目指して

名古屋記念病院は1985年「がんと免疫」をテーマに掲げ、民間のがんセンターを目指し開院されました。この間さまざまな医療環境の変化を経て、現在では急性期医療を提供する病院として、2次救急医療(緊急で入院治療を必要とする医療)に力を入れるとともに、各診療科においては質の高い医療の提供を目指しています。国が重点的に力を入れている、がん、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞についても更に質の高い医療の提供を目指し院内整備を進めているところです。

昨今、医療安全上の問題が頻発し市民の医療不信が高まっているところですが、名古屋記念病院では開院以来「説明と同意」を大切にして、患者様と向き合う医療を実践してきました。患者様の信頼を大切にする姿勢から、1997年以来自院が提供する医療の質を職員とともに見直し、問題点があれば改善し、さらに質の高い医療を提供するよう努力しています。これはまさに医療安全管理の原型であり、当院職員の医療の安全への高い意識はこうした活動の間に養われたものです。

当院は2003年12月には日本医療機能評価機構より認定を受け、地域の信頼される病院として評価を得ることができました。これからの医療は市民に信頼されるものでなくてはなりませんが、信頼される医療は一病院のみでなく地域の医療機関との協力によってはじめて可能です。当院では連携にご協力いただける500名以上の診療所の先生方(登録医)との連携、さらに地域の病院との相互の連携を行う、いわゆる地域連携を大切にしています。また2007年3月31日には災害拠点病院に指定されたこともあり、今後はこれまで以上に整備を進め地域のひとびとに真に信頼される医療機関づくりを目指し職員一丸となって取り組んでまいります。新たに設置した名古屋記念病院研修センターでは市民の方々への医療情報の提供をはじめ、連携医師、連携医療機関との情報交換なども積極的に行なっていく予定です。企画に当たっては皆さん方の健康管理に少しでもお役に立てるような企画を予定していますので是非ご参加をお願いします。

名古屋記念病院は厚生労働省の臨床研修指定病院として医師の育成に当たるとともに、看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師など将来の医療を担う人材の育成にも力を入れております。しかし、最近は医師不足が指摘されたり、医療提供方法が革命的に変更されるなど、医療の世界にはさまざまな課題が山積しているところです。開設後20年以上を経過した今、質の高い医療を目指し、名古屋記念病院のあいことばの一つであるである「ホスピーは行動し自ら変革をします。」の心で自己改革を断行し、各診療科の提供する医療の一層の充実を図り、職員一丸となって強い決意で患者様から信頼される医療の提供を目指して行きますので皆様の絶大なるご支援をお願いいたします。

プロフィール

略歴

1971年(昭和46年)
   3月 名古屋大学医学部 卒業
   4月 社会保険中京病院 嘱託医
1972年(昭和47年)
   4月 社会保険中京病院 泌尿器科 入職
1977年(昭和52年) 
   7月 藤田保健衛生大学 泌尿器科講師として入職
1985年(昭和60年)
   4月 名古屋記念病院 泌尿器科 部長として入職
1994年(平成 6年)
   5月 名古屋記念病院 副院長 兼 泌尿器科部長 就任
2004年(平成16年)
   8月 名古屋記念病院 院長 就任

専門

泌尿器科

所属学会

日本泌尿器科学会
日本移植学会
日本臨床腎移植学会
日本Endourology・ESWL学会
日本老年泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本癌学会
移植・血管外科研究会 国際移植学会
国際移植学会
国際泌尿器科学会

学会評議員等

日本多国間臨床試験機構副理事長
愛知腎臓財団理事
日本臓器移植ネットワーク中日本支部 支部長補佐

主な資格

日本泌尿器科学会 指導医
日本泌尿器科学会 専門医

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