診療のご案内

病院の基本情報

【施設名称】社会医療法人名古屋記念財団 金山クリニック
【診療科】人工透析内科・内科(通院透析のみ)
【ベッド数】80床(最大320名受入可能)
【住所】〒456-0012 名古屋市熱田区沢上二丁目2番14号
【電話番号】052-679-1700
【FAX番号】052-679-1761
【管理者】院長 杉山敏/看護師長 山内要/事務長 後藤康夫
【指定医療機関】身体障害者福祉法による指定医
        更生医療指定医療機関(腎臓)
        生活保護法指定医療機関
        労災保険指定医療機関
【人員体制】医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、放射線技師、臨床検査技師、看護助手、事務部、保育士(託児所)

診療時間

月・水・金 火・木・土
朝透析 AM 9:00-   ○   ○
中透析 PM 3:00-   ○   ○
夜透析 PM 5:00-   ○   ○

医療設備

全自動透析装置40台
その他透析装置41台
超音波診断装置
レントゲン
心電図

資格者一覧

【医師】3名
【看護師】33名(うち保健師7名)
【臨床工学技士】5名

【透析療法指導看護師】14名
【透析技術認定士】11名
【介護支援専門員】4名
【ヘルパー2級】5名

グループ施設との連携について

当院はホスピー腎透析事業部として新生会第一病院を中心に患者さまの健康管理に力を入れています。また、お住まいの地域によっては新生楽舎(瑞穂区)のデイサービス等をご利用いただけます。

【新生会第一病院との連携】
 [シャント手術]
  シャント作成・PTA等を行っています。状態により、一泊入院・日帰り入院も可能です。
 [バースディ検査]
  患者さんの誕生日月に腹部CT・心エコー・全身骨(全身の骨のレントゲン)・DEXA(骨密度)の検査等の検査を計画し行っています。
 [運動機能評価入院]
  1~2泊入院していただき、理学療法士が運動機能評価を行い、その結果に合わせ筋力アップに向け方法を考えてお伝えします。
 [透析検査入院]
  1泊入院していただき、バースディ検査にプラスαの検査(下肢の血流測定、頸部エコーなど)を行います。
 [糖尿病教育入院]
  糖尿病患者さんに治療に必要な検査を行い、食事療法・運動療法・薬物療法について日頃の疑問や心配事について解決します。
 [その他、レミケード(リウマチ治療)入院等]

【ホスピー居宅介護支援事業所との連携】
 [ケアプランの策定]
 [ディサービス等の利用]
    

転入について

施設見学を希望される場合はメールまたはお電話でお気軽にご連絡下さい。
転入を希望される場合は、現在の主治医より金山クリニックへご連絡いただくようお願いをしてください。     

入院及び外来

当院で透析治療をうけてみえる患者さまが時間外や非透析日に体調が悪くなった場合、9:00~23:00までは当院にて診察致します。日曜日や夜間(23:00~翌日9:00)の診察は行っておりませんが、下記の関連病院にて受診できる体制を整えております。
医師の判断で入院が必要とされた場合には、下記関連病院または最寄りの入院可能施設をご紹介いたします。

●名古屋記念病院
 名古屋市天白区平針4-305 TEL 052-804-1111

●新生会第一病院
 名古屋市瑞穂区玉水町1-3-2 TEL 052-832-8411

透析変更及び臨時透析について

透析日の変更・クール変更については可能な限り患者さまのご希望をお受けいたします。また、旅行などで他施設での透析時には、該当施設へ透析データの提供を行います。

当クリニックでは、旅行、出張、帰省などで名古屋、知多半島方面に来られた方の臨時透析をお受けしております。 また、転勤などで透析施設を替えられる方の転入をお受けしております。ご希望の方は、お気軽にお電話、またメールにてお問い合わせください
※ 臨時透析の際は、現在通院されている医療施設からの紹介状が必要となります。

院外処方について

当院は院外処方です。患者さまがご自分で選択した薬局で薬をお受け取りいただく必要があります。
金山クリニックのすぐ近くにも調剤薬局があります。

送迎について

金山クリニックではご自宅からクリニックまでの間で無料送迎バスを運行しています。
送迎バスの利用には下記の要件及び守っていただきたいルールあります。
送迎ルールを守っていただき、安全安心に皆さんが通院いただけますようご協力をお願いいたします。

【要件】
  送迎は朝透析の方が対象です。
  送迎範囲は金山クリニックを中心として半径5キロ以内です。
  自立して送迎車の乗降が出来る必要があります。
 

【守っていただきたいルール】
  *必ずシートベルトは着用ください。
  *車内は禁煙です。
  *車内は他の患者さまとの共同利用ですので清潔にご利用ください。
  *他の患者さまへの迷惑行為をしないようにしてください。
  *患者さまの都合による送迎ルート・送迎時間・同乗者を指定できません。
  *透析時間等により送迎の順番が変わる場合がありますのでご理解下さい。
  

自主機能評価指標* (金山クリニック 2017/12)

評 価 指 標 項 目
Ⅰ.施設の状況
1.施設の設備
 ①施設の種別 無床診療所
 ②(有床の場合)病床数  0床
 ③ペーシェントステーション台数(透析ベッド数) 80台
2.施設の機能
 ①準夜透析の可否(21時以降終了)
 ②(可の場合)透析室の終了時間(最終透析回収時間) 23時
 ③早朝透析の可否(8時以前開始) 不可
 ④(可の場合)透析の開始時間
 ⑤長時間透析の可否(5時間以上)
 ⑥オーバーナイト透析の可否 不可
 ⑦在宅血液透析の可否 不可
 ⑧オフラインHDFの可否 不可
 ⑨オンラインHDFの可否 不可
 ⑩CAPDの可否 不可
 ⑪シャント手術の可否 不可
 ⑫PTAの可否 不可
 ⑬障害者自立支援医療機関ですか  はい
3.医療スタッフの状況
 ①透析に関わる医師数 常勤医師 :3人
非常勤医師:8人
 ②透析医学会会員の医師数 3人
 ③透析専門医の人数 2人
 ④透析指導医の人数  2人
 ⑤透析技術認定士の人数 4人
 ⑥透析看護認定看護師の人数 0人
 ⑦透析療法指導看護師の人数 11人
 ⑧血液浄化専門臨床工学技士の人数 0人
 ⑨管理栄養士の有無 いる(非常勤)
4.組織体制の状況
 ①医療安全委員会の有無(災害、感染対策を含む) ある
 ②事故報告体制の有無 ある
Ⅱ.患者の状況(2015/12/31)
 ①外来HD患者数 232人
 ②外来PD患者数 0人
Ⅲ.治療指標(外来HD患者対象)
 ①腎性貧血管理(Hb 10.0g/dl以上の比率) 83.5%
 ②P 管理(P 6.0mg/dl以下の比率) 70.7%
 ③PTH 管理(iPTH 240pg/ml以下の比率) 82.5%
 ④透析時間(4時間以上の患者の比率) 96.9%
 ⑤透析時間(5時間以上の患者の比率) 8.6%
 ⑥透析量(Kt/V 1.2以上の比率) 95.8%

   *:日本透析医会の自主機能評価指標に基づく

研究に関する情報公開

                                                 平成29年6月1日

研究に関するホームページ上の情報公開文書


研究課題:大動脈弁狭窄症を併存する慢性維持透析患者の予後に関する多施設共同研究

代表施設研究責任者:藤田保健衛生大学 腎内科 准教授 稲熊大城
当院の研究責任者:院長 杉山 敏

研究の背景:大動脈弁狭窄症(心臓と大動脈との間にある血液の逆流を防止する弁の開きが悪くなる疾患)を患っている透析患者さんが増えている印象がありますが、日本における現状がはっきりしていません。大動脈弁狭窄症は透析困難症の原因のひとつでありますが、手術療法を含めて治療法がはっきりしていません。

研究目的:透析患者さんの中で、大動脈弁狭窄症を伴う割合を調査するとともに、その後の体調へどのように影響するか調査することを目的とします。

研究期間:2017年4月1日~2023年03月31日

研究方法:通院透析中の患者さんで、定期的に心臓超音波検査(心臓エコー)を受けている方が対象となります。検査で大動脈弁狭窄症の有無ならびに程度を観察し、その時期に合わせて、検査所見ならびに内服状況を調査します。その後、定期的に体調を調査します。
研究にご協力いただいた個人が特定されるような情報は匿名化したうえで、厳重に保護され、外部に出されることはありません。ご協力によって得られた研究の成果は、提供者本人やその家族の氏名などが明らかにならないようにしたうえで、学会や学術雑誌及びデータベース上等で発表されることがあります。データの保管期間については研究期間終了後から3年に当たる2026年3月31日までとし、以後は完全に消去いたします。
研究のより詳しい内容をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報保護やこの研究の独創性確保に支障がない範囲で、資料を閲覧していただくことが可能です。希望される場合は、担当研究者にお申し出下さい。

*本研究の対象になられる方で、ご自身のデータの利用を除外してほしいと希望される方は、下記問い合わせ先までご連絡下さい。除外のお申し出により不利益を被ることは一切ありません。

問い合わせ先:
金山クリニック
担当者:杉山 敏
住所:456-0012 名古屋市熱田区沢上2-2-14
電話:052-679-1700

研究計画書

<研究課題名>

大動脈弁狭窄症を併存する慢性維持透析患者の予後に関する多施設共同研究




<研究機関>
社会医療法人 名古屋記念財団
金山クリニック


<研究責任者>
杉山 敏





                                           平成29年5月29日作成 第1版

目次


1. 研究の実施体制
2. 研究期間
3. 研究の目的及び意義
4. 研究の科学的合理性の根拠
5. 研究の方法
6. 研究対象者の選定方針
7. 研究対象者数、試料・情報の種類
8. 個人情報の取扱い
9. インフォームド・コンセントの手続及び方法
10. 代諾者からインフォームド・コンセントを受ける場合の手続き及び方法
11. インフォームド・アセントを得る場合の手続
12. 研究対象者から取得された試料・情報の将来の活用
13. 試料・情報の保管及び廃棄
14. 研究対象者に生じる負担、リスク及び利益等
15. 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応
16. 研究実施後における医療の提供に関する対応
17. 有害事象発生時の取扱い
18. 当該研究によって生じた健康被害に対する補償
19. 研究に関する情報の公開
20. 研究対象者に係る研究結果の取扱い
21. 研究機関の長への報告内容及び方法
22. 研究に関する業務の委託
23. 本研究実施に係る利益相反
24. モニタリング・監査
25. 参考文献







1. 研究の実施体制
  多施設共同研究


    研究責任者 杉山 敏

  研究協力者
    高山 公洋、木村 友佳理



  事務局
    藤田保健衛生大学 腎内科   稲熊 大城
2. 研究期間
    倫理審査委員会承認日?2023年3月31日

3. 研究の目的及び意義(概要)
   本邦における慢性腎臓病(CKD)患者数は推定1,330万人と推定され、さらに透析患者数はおよそ33万人と報告されて
  いる。透析患者は心血管疾患の合併が多く、予後不良の原因となっている。近年、心血管疾患のなかで、大動脈弁狭窄症
  (AS)は増加傾向にある。循環器疾患診療実態調査報告書によると、本邦において2015年には17,483件の弁置換術と
  8,707件の弁形成術が施行され、年々増加傾向にあるとされている。ASの原因は単一ではなく、先天的な2尖弁を除き、
  加齢ならびに動脈硬化などである。さらに、透析患者では、高リン血症を代表とするミネラル代謝異常の影響を受けるた
  めに、AS発症ならびに進展の強力なリスク因子である。またASを合併した透析患者は予後不良であり、本邦における重症
  AS(経胸壁心臓超音波で大動脈弁口面積<1.0m2)コホート研究において、透析患者の比率が生存例の6%であったのに
  対し、非生存例では25%であることが示されている。また、透析患者の大動脈弁置換術後の予後が不良であり、Thourani
  VHらは、大動脈弁置換術後の院内死亡率は透析患者で17.3%に上ると報告している。本邦からは、Okada Nらが、大動脈
  弁置換術後5年生存率が、非透析患者85%に対し63%と低値であることを示している。
   しかしながら、本邦における透析患者におけるASの実態は不明な点が多く、予後に関しても不明な点が多い。そこで、
  我々はASを合併した透析患者を前向きに観察し、予後に関わる因子を抽出することを目的とした。

4. 研究の科学的合理性の根拠
   本研究の主目的であるASを併存する維持透析期における生命予後に与える影響因子を探索的に調査するという観点か
  ら、可能なかぎり選択バイアスが生じないことが重要である。したがって、原則として、共同研究施設においてASを有
  する透析患者全症例を登録することが必要になると考える。

5. 研究の方法
 5-1. 研究デザイン
   介入の有無:無
   対照群の有無:無
   侵襲の有無:無
   検証するレベル:探索的試験
   研究の規模:多施設共同研究
   未承認・適応外の医薬品・医療機器の使用の有無:無
   研究結果の広告利用の可能性:無

 5-2. 研究の方法
  5-2-1. 観察項目・スケジュール

  Ⅰ.症例登録時の調査項目

  ①基本項目
     年齢・性別・透析導入日・原疾患・ドライウェイト
  ②併存症・既往症
     糖尿病・心不全入院・冠動脈疾患・心房細動・大動脈疾患・脳梗塞・脳出血・末梢血管疾患・悪性腫瘍・
     副甲状腺摘除術
  ③使用薬剤
     レニンアンギオテンシン系阻害剤・カルシウム拮抗剤・β遮断剤・経口活性型ビタミンD製剤・静注活性型ビタミン
     D製剤・シナカルセト・エテルカルセチド・リン吸着剤・赤血球造血刺激因子製剤・抗血小板剤・ワーファリン
  ④ラボデータ
     週初めのヘモグロビン・血小板数・アルブミン・ALP・尿酸・BUN・クレアチニン・Na・K・補正Ca・P・Mg・
     intact PTH・フェリチン・HCO3-・CRP
  ⑤胸部X線写真
     登録日直近の心胸比・弓部大動脈石灰化
  ⑥心電図
  ⑦経胸壁心臓超音波検査所見
     左房径・左房容量係数・左室拡張末期径・左室収縮末期径・左室拡張末期容量・左室収縮末期容量・左室駆出率・
     左室後壁厚・心室中隔厚・左室心筋重量・左室心筋重量係数・E/E’・E/A・最大大動脈流速・左室大動脈圧較差・
     大動脈弁口面積

  Ⅱ.観察期間における調査項目

  下記項目を登録開始後、12か月、24か月、36か月、48か月、60ヶ月の時点で調査する.
  ①ドライウェイト
  ②バイタルサイン
     透析開始前血圧・透析開始前心拍数・透析終了後血圧・透析終了後血圧
  ②使用薬剤
     レニンアンギオテンシン系阻害剤・カルシウム拮抗剤・β遮断剤・経口活性型ビタミンD製剤・静注活性型ビタミン
     D製剤・シナカルセト・エテルカルセチド・リン吸着剤・赤血球造血刺激因子製剤・抗血小板剤・ワーファリン
  ③ラボデータ
     週初めのヘモグロビン・アルブミン・ALP・尿酸・BUN・クレアチニン・Na・K・補正Ca・P・Mg・
     intact PTH・HCO3-
  ④胸部X線写真
     登録日直近の心胸比・弓部大動脈石灰化
  ⑤心電図
     心拍数・左室肥大の有無・QTc時間・心房細動の有無
  ⑥経胸壁心臓超音波検査所見
     左房径・左房容量・左室拡張末期径・左室収縮末期径・左室拡張末期容量・左室収縮末期容量・左室駆出率・
     左室後壁厚・心室中隔厚・E/E’・E/A・最大大動脈流速・左室大動脈圧較差・大動脈弁口面積

  Ⅲ.観察期間における予後調査
   2019年3月末、2020年3月末、2021年3月末、2022年3月末ならびに2023年3月末に定点予後調査を行う。
   予後に関しては、総死亡、心血管病イベント、心血管関連死亡ならびに感染症関連死亡を調査する。

  Ⅳ.スケジュール

症例登録 12か月 24か月 36か月 48か月 60か月
心エコー   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
DW   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
バイタル   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
胸部X線   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
心電図   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
血液検査*   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
薬剤調査   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 
透析条件   ○   ○   ○   ○   ○   ○ 


 5-3. 評価の方法
  5-3-1. 主要評価項目
    総死亡

  5-3-2. 副次評価項目
    ①心血管イベント
     心血管イベント:心不全による入院、冠動脈インターベンション、心臓大血管手術(弁膜症・CABG・
     大動脈解離・大動脈瘤)、脳梗塞、脳出血、大動脈疾患による入院・末梢閉塞性動脈疾患による入院
    ②心血管関連死亡
    ③感染症関連死亡
    ④ASの進行:左房径・左房容量係数・左室駆出率・左室後壁厚・心室中厚・E/E’・最大大動脈流速・左室
     大動脈圧較差・大動脈弁口面積の変化


  5-3-3. 解析方法
  主要評価項目
   登録時のASの有無あるいは程度による群別での総死亡を比較する。またASの有無あるいは程度に加え、患者背景
  因子、合併症・併存疾患、各種検査所見ならびに治療内容の各種因子を説明変数として、Cox比例ハザードモデルに
  より関連因子の抽出を行う。基本項目に加え、抽出された因子を加えて多変量解析を行い、独立した関連因子を同定
  する。必要に応じて項目を選択し、層別解析を行う。

  副次評価項目
   副次評価項目である各種イベントに対して、主要評価項目と同様の手法を用いて解析を行う。
   ASの進行に関しては、重症度の進行に影響する因子をCox比例ハザードモデルにより抽出を行う。

 5-4. 研究の中止
   該当しない。

6. 研究対象者の選定方針
   「対象」のうち、「除外基準」に該当しない方を対象とする。
 6-1. 対象
   金山クリニックにおいて、透析導入後1年以上経過した維持透析療法中の20歳以上の患者で、登録期間中に
  経胸壁心エコー検査を施行した患者

 6-2. 除外基準
   1.研究責任者、研究分担者が不適切と判断した患者

7. 研究対象者数、試料・情報の種類
 7-1. 研究対象者数
   研究全体で1,000例(当施設の目標は合計150例)
   7-1-1. 設定根拠
    本研究は探索的試験であり、当院の診療実績から研究期間中の実施可能例数として設定した。

 7-2. 試料・情報の種類
   本研究のために、特別採取する試料はなく、通常診療における身体所見や検査所見などの情報ならびに予後に
   関する情報。なお、他施設へ転院した場合、当該施設へ文書による情報提供を求める。
8. 個人情報等の取扱い
 8-1. 匿名化の有無:あり 

 8-2. 匿名化の方法
   研究実施中は本研究に参加する医師は、被験者の秘密保護に十分配慮する。データは連結可能匿名化の状態で
  入力される。

 8-3. 情報の管理・保管
   登録症例の各施設における患者IDなどの対応表は各施設で保管する。なお、他施設で収集されたデータは匿名化
  された状態で本学が集計し、解析を行う。データは厳重に管理し、電子データについてはパスワード設定のされた
  PCで管理する。連結可能匿名状態での対応表のパスワードの情報管理責任者は研究責任者とする。PCは鍵のかかる
  腎内科医局にて厳重に保管する。

 8-4. 個人情報の開示
   研究対象者から個人情報の開示を求められた際には応じることとする。

9. インフォームド・コンセントの手続及び方法
      本研究は、観察研究であり、研究対象者に対して侵襲ならびに介入は行わない。維持透析期における予後に
     関する情報を取得するが、人体由来の試料ではないため、ICに関してはオプトアウトの手続とする。
      研究責任者は、研究対象者からのオプトアウトの機会を確保するため、金山クリニックホームページ内に、
     以下の事項を記載する(掲載期間:倫理審査委員会承認日?2023年3月31日)。

     研究の概要
     研究機関の名称並びに研究機関の長及び研究責任者の氏名
     研究計画書及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧できる旨
     個人情報の開示に係る手続
     研究対象者及びその関係者からの相談窓口

    共同研究施設においては、各施設でオプトアウトの手続きがとられ、ホームページ内に公開している。

10. 代諾者等からインフォームド・コンセントを受ける場合の手続及び方法
    該当しない

11. インフォームド・アセントを得る場合の手続
    該当しない

12. 研究対象者から取得された試料・情報の将来の活用
    該当しない

13. 試料・情報の保管及び廃棄
    本研究において得られたデータは、本研究の目的以外には使用しない。研究実施期間が終了した後は、
   連結不可能匿名化としてデータを扱い事務局で厳重に保管する。保管期間については研究期間終了後から5年に
   当たる2028年3月31日までとし、以後は完全に消去する。

14. 研究対象者に生じる負担、リスク及び利益等
    通常の診療範囲内で行われる観察研究であり、研究対象者に生じる負担、リスク及び利益は発生しない。

15. 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応
    研究内容を示した情報公開文書の中に、研究責任者ならびに問い合わせ先を明記する。

16. 研究実施後における医療の提供に関する対応
    該当しない

17. 有害事象発生時の取扱い
    該当しない

18. 当該研究によって生じた健康被害に対する補償
    該当しない

19. 研究に関する情報の公開
    本研究は、研究の実施に先立って大学病院医療情報ネットワーク研究センター 臨床試験登録システム
   (UMIN-CTR)に登録済。また、研究計画書の変更及び研究の進捗に応じて適宜登録内容を更新する。研究が
   終了したときは、すみやかに本研究の結果を登録する。

20. 研究対象者に係る研究結果の取扱い
    該当しない

21. 研究機関の長への報告内容及び方法
    研究責任者は、研究計画書を変更して研究を実施しようとする場合、予め研究計画書を変更し、倫理審査委員会
   事務局を介し、研究機関の長へ報告する。その他、研究機関の長へ報告が必要な事項も、原則倫理審査委員会事務
   局を介して行う。

22. 研究に関する業務の委託
    該当しない

23. 本研究実施に係る利益相反
    本研究は、講座研究費を用いて多施設共同研究として行うもので、本施設は匿名化した臨床情報を共同研究施設
   から集める。よって、特定の企業との間に利益相反は生じない。

24. モニタリング・監査
    該当しない

25. 参考文献

循環器疾患診療実態調査報告書(2015 年度実施・公表)

Miura S, Arita T, Kumamaru H, Domei T, Yamaji K, Soga Y, Shirai S, Hanyu M, Ando K. Causes of death and mortality and evaluation of prognostic factors in patients with severe aortic stenosis in an aging society. J Cardiol. 2015 May;65(5):353-9.

Thourani VH, Keeling WB, Sarin EL, Guyton RA, Kilgo PD, Dara AB, Puskas JD, Chen EP, Cooper WA, Vega JD, Morris CD, Halkos ME, Lattouf OM. Impact of preoperative renal dysfunction on long-term survival for patients undergoing aortic valve replacement. Ann Thorac Surg. 2011 Jun;91(6):1798-806

Okada N, Tajima K, Takami Y, Kato W, Fujii K, Hibino M, Munakata H, Sakai Y, Hirakawa A, Usui A. Valve selection for the aortic position in dialysis patients. Ann Thorac Surg. 2015 May;99(5):1524-31.