研修プログラム
Q:研修科の選択について、研修医の希望はどの程度反映されますか?
A:平成22年度からの臨床研修制度の変更に伴い、名古屋記念病院では研修する科について必修科、選択必修科、希望選択科に分け、それぞれの研修時期と期間、内容を明示しております。オリエンテーションの際には各診療科の紹介があり、先輩研修医からもお勧めの研修方法についてアドバイスがもらえます。そして可能な限り、研修医の希望について尊重できるように配慮しております。平成22年度には、1年目研修医は以下の研修パターンを選択しています。2年目には最大10ヶ月間の自由選択期間があることも、大きな特徴です。
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 研修医1 | 消化器内科 | 救急部 | 外科 | 麻酔科 | 総合内科 | 精神科 | 救急部 | 循環器内科 | 小児科 | |||
| 研修医2 | 救急部 | 消化器内科 | 外科 | 小児科 | 総合内科 | 麻酔科 | 循環器内科 | 救急部 | 麻酔科 | |||
| 研修医3 | 外科 | 麻酔科 | 産婦人科 | 呼吸器内科 | 循環器内科 | 救急部 | 総合内科 | |||||
| 研修医4 | 小児科 | 麻酔科 | 救急部 | 外科 | 循環器内科 | 消化器内科 | 総合内科 | |||||
| 研修医5 | 総合内科 | 消化器内科 | 救急部 | 小児科 | 外科 | 呼吸器内科 | 麻酔科 | 精神科 | 救急部 | |||
| 研修医6 | 循環器内科 | 救急部 | 麻酔科 | 小児科 | 精神科 | 消化器内科 | 外科 | 総合内科 | ||||
| 研修医7 | 総合内科 | 麻酔科 | 消化器内科 | 精神科 | 救急部 | 外科 | 呼吸器内科 | 小児科 | 救急部 | |||
| 研修医8 | 総合内科 | 麻酔科 | 救急部 | 呼吸器内科 | 救急部 | 小児科 | 外科 | 循環器内科 | ||||
| 研修医9 | 麻酔科 | 循環器内科 | 小児科 | 救急部 | 総合内科 | 救急部 | 外科 | 消化器内科 | ||||
| 研修医10 | 総合内科 | 救急部 | 麻酔科 | 外科 | 循環器内科 | 小児科 | 救急部 | 消化器内科 | 精神科 | |||
| 研修医11 | 外科 | 循環器内科 | 呼吸器内科 | 救急部 | 麻酔科 | 小児科 | 総合内科 | |||||
| 研修医12 | 救急部 | 小児科 | 麻酔科 | 循環器内科 | 総合内科 | 外科 | 救急部 | 呼吸器内科 | ||||
Q:研修医からの要望や意見はどのように反映されますか?
A:外部委員を交えて、毎月行われる研修管理委員会には研修医代表二名が出席して意見を述べます。また、研修中に問題点が生じた場合、委員会やプログラム責任者が中心となって、速やかに解決すべく対応しています。研修医の管理者である管理指導医にも気軽に相談することができます。
Q:総合内科研修はハードだと聞きましたが・・
A:自分の求める研修がどんな内容かにより、受け止め方が異なると思います。本当の意味での屋根瓦式臨床研修を実践している病院は、多くはありません。当院の総合内科では、一年目研修医にも自分で考え、判断し、actionを起こすことが求められます。一方では、診療チームのメンバーとしての責任を、指導医とともに負うのは当然です。当然、知らない・わからない・できないことは、緊急度を考えつつ、解決してゆく必要があります。診療能力は、自らが経験した数、フィードバックを受けた量に左右されます。初期研修の二年間にどんな臨床教育を受けるかは、臨床医としての基礎を築く上で非常に重要です。最初は右往左往していた研修医が、数か月もしないうちに、見違えるほど成長していくのを、私たちは毎日実感しています。是非、実習見学時には、一年後の自分の姿を考え、自らの目で確認して、研修内容について判断して下さい。
Q:どういう研修をしたい人にお勧めですか?
A:中規模病院であることから、医師はもちろんのこと職員の顔がよくわかり、コミュニケーションも図りやすく、大規模病院で埋もれてしまうのはちょっと・・という研修医にはお勧めです。民間病院のため、Offを楽しむ福利厚生も充実しています。プログラムにおいては、最大10ヶ月という十分な自由選択期間を確保していますので、将来の進路にあわせた研修をしたいという要望にも応えることができます。一方で、1年目の総合内科研修と救急部研修においては、研修医教育に情熱を燃やす豊富な教育スタッフがおり、多数の勉強会やセミナーも開催していますので、臨床医としての基礎を一からしっかりと学びたいという熱意のある研修医には特に勧められます。

研修修了後の進路
Q:後期研修医として名古屋記念病院に3年目以後残ることができますか?
A:名古屋記念病院では平成18年度から専修医制度を設けており、研修医の希望に応じて研修修了後も、引き続いて後期研修を続けることができます。専修医としては、名古屋記念病院で研修した研修医を優先採用しており、定員に空きが生じた場合、毎年9月から一般公募も行います。民間病院ですので、診療科定員の変更等によって、研修医の希望には柔軟に対応しています。
Q:後期研修を名古屋記念病院で行う場合、大学の医局に入局する必要はありますか?
A:入局するか否かは原則として本人の意志が優先されます。名古屋記念病院において後期研修を継続する場合でも同様です。出身大学と異なる医局に所属することとなった研修医もいます。入局する時期や大学の医局については、あなたが選択した後期研修先の診療科部科長と十分話し合ったうえでお決めください。
病院実習・見学
Q:どの診療科を見学に行くと研修病院選択の参考になりますか?
A:名古屋記念病院の研修プログラムでは、内科と救急部研修が研修期間も合計それぞれ6ヶ月、3ヶ月以上と長く、研修教育の中心となっており特徴的な部分ですので、まずはいずれかあるいは両者をご覧いただくと他院との違いが明確になり、判断の参考になると思います。もちろん、日程に余裕があれば、自分が将来の進路として考えている診療科でも来院を歓迎しております。
Q:実習・見学に実習依頼書が必要とありますが?
A:各科の診療部科長と希望日程等の調整の結果、実習・見学する診療科と日時が決まったら、事前にあなたが在籍している大学の学生課等の窓口に行き、名古屋記念病院 院長 藤田民夫宛に、実習見学の依頼書を作成してもらうよう、お願いしてください。実習見学依頼書は通常、あなたの氏名、学年、連絡先、実習見学先診療科名、期間(日程)が記載されています。これはあなたが、大学に在籍していることを証明する役割も果たすこととなり、名古屋記念病院からは、実習見学者として受け入れますという許可証を院長名で発行し、大学に返送しております。なお、この許可証は大学への返信であり、実習・見学時に持参する必要はありません。
Q:夜間(時間外)の救急外来の様子を見たいのですが
A:通常の病院実習見学と組み合わせて救急外来の見学が可能です。例えば、朝から夕方まで総合内科の実習・見学を行い、終了後、例えば18時から2時間、救急外来を見学するといった方法が可能です。事前に、あるいは実習見学にお越しいただいた当日でも結構ですので、実習先診療科の指導医に時間外の救急外来を見学したいと申し出てください。
Q:遠くから病院に伺いますが、宿泊が可能な施設がありますか?
A:実習・見学の前日、当日等に病院近くのアパートの一室が提供可能です。しかし空き状況により、要望をお受けできないことがあります。また、実習見学当日の申し込みはできませんので、必ず実習見学を申し込む際に、ご希望をコメント欄に記載してお知らせください。
Q:見学実習の当日は朝どうすればよいですか?
A:「病院実習・見学について」を参照してください。また、当日の朝の集合時刻や場所等について、診療部科長から別に指示されることがあります。実習見学者用の駐車場はありませんので、必ず公共交通機関でお越しください。地下鉄を利用する場合は、鶴舞線の平針駅で下車していただければ、名古屋記念病院はすぐです。

- 地下鉄鶴舞線平針駅下車、南へ徒歩5分。
- 市バス平針ターミナルより南へ徒歩5分。
JR線ご利用の場合
- 名古屋駅より地下鉄東山線伏見駅で鶴舞線に乗り換え
- 金山駅より地下鉄名城線上前津駅で鶴舞線に乗り換え
- 中央線は鶴舞駅で地下鉄鶴舞線に乗り換え
名鉄線ご利用の場合
- 新名古屋駅より地下鉄東山線伏見駅で鶴舞線に乗り換え
- 金山駅より地下鉄名城線上前津駅で鶴舞線に乗り換え
近鉄線ご利用の場合
- 名古屋駅より地下鉄東山線伏見駅で鶴舞線に乗り換え
選考と応募
Q:選考試験の内容と難易度はどうでしょうか?
A:平成23年度採用研修医の選考から、従来実施していた筆記試験を廃止し、面接と小論文のみによる選考としています。面接時間は一人30分程度、複数の指導医が担当し、一定の基準により評価します。また、面接時には、在籍中の大学情報は伏せて行います。小論文は約1時間で、採点は複数の指導医が受験者名を伏せて公正に行っております。
Q:応募時に必要な健康診断書について詳しく聞きたいのですが?
A:健康診断書は、学校所定の形式を推奨します。在学大学において、健康診断を受けていれば、選考のために特別な健康診断は必要ありません。もし、大学からの入手が難しい場合には、病院や診療所で受けた健康診断結果をお送りいただいても構いません。書式は特に定めませんが、ホームページからダウンロードした書式をお使いいただくことも可能です。
Q:応募時の推薦状は用意すべきですか?
A:推薦状は必須条件としていません。また、推薦状がないことを理由に、採用されないわけではありません。推薦状は、私たちが、あなたについてよく知るための情報源の一つとして活用したいと思います。あなた自身の学生生活や授業・実習、クラブ活動の様子、医療に関連するか否かを問わずこれまで取り組んできたことなどについて、あなたのことをよく知っている先生に依頼してみてください。どなたでも構いません。
応募・採用状況
Q:最近の応募状況についてお教えください
A:平成21年からマッチング割れしております。この事実を真摯に受け止め、平成22年度から、研修管理委員会ではワーキンググループを作って問題点と対応策について検討し、プログラム内容の変更を行っています。名古屋記念病院で研修を修了した研修医の調査では、「再度臨床研修を行うとしたらどこでやりますか?」の質問に対して、「名古屋記念病院でやりたい」と解答している研修医の数は90%を超えています。私たちは、名古屋記念病院の研修内容やプログラム、指導スタッフについては大いに自信を持っています。まず、名古屋記念病院の臨床研修の魅力について、十分に情報提供し、一人でも多くの学生の皆様に実習見学にお越しいただき、プログラム、スタッフ、病院について自分の目で確認・実感し、結果として名古屋記念病院を研修病院として選んでいただけるように願っております。
その他 Q&A
Q:電子カルテを導入する予定はありますか?
A:名古屋記念病院では、平成24年1月に、病院情報システムを全面更新し、電子カルテを導入しております。プライベートクラウドを全国に先がけて導入し、高速なレスポンスを実現するとともにセキュリティーに配慮しつつ、電子カルテ端末からのインターネット接続が可能です。PACSの更新、統合文書・画像管理システム(DACS)の導入により、完全ペーパーレスの実現、複数施設連携、HIS-FileMaker連携、iPadの活用など診療支援、情報共有がどこでも可能なシステムです。







