院内外での看護部の取り組み
ゼネラリストとしてナースキャリアを積んだら、いよいよスペシャリストとして専門性を高めます
- 教育委員会
- 事故対策委員会
- 業務改善委員会
- 記録委員会
- 創傷・ストーマ・失禁ケア
- 褥瘡対策
- NST(栄養サポートチーム)
- 糖尿病指導
- 救急部
- 創傷治療センター
- がん看護
- 外来化学療法室の増設
- 緩和ケアチーム
教育委員会
質の高い看護サービスを提供できる自立した看護職員を育成する。 看護職員の学習ニーズを尊重した教育プログラムを提供し学習活動を支援する(企画・実施・評価)
事故対策委員会
各病棟から委員が選出され活動しています
主な活動
1.看護部内の事故に関する情報(インシデントレポート、ニアミス等)の収集、
共有、分析、対策の検討
2.安全対策マニュアルの作成、見直し、評価
3.事故防止のための教育プログラムの実施
4.他職種と連携した事故防止への取り組み
委員は、自己の役割を認識し、縦割りではない横断的なチームを編成し活動してます。
また活動成果は院外で学会・研究会等に発表しています。
「医療事故防止のリスクマネジメントが最終的には、医療の質確保につながる」をあいことばに、
今日もがんばっています
業務改善委員会
目的:患者に安全と安楽を提供し、看護の質の向上をはかるために、看護業務が適切に効率よく
遂行できるよう業務を見直し検討、改善する。
活動内容
1.業務量調査の企画と集計、フィードバック
2.看護手順書の定期的な見直し
3.検査説明書の作成
4.各部署からの意見の吸い上げと検討
記録委員会
目的:看護記録の充実と統一を図る
活動内容
1.看護記録マニュアルの作成、見直し
2.各部署からの看護記録の現状報告をもとに記録の統一と共通理解を得る
3.看護記録の監査
4.NANDA看護診断導入に向けて『看護診断ラベル』の抄読会、事例検討
創傷・ストーマ・失禁ケア
当院では年間35~40例のストーマ造設があり、術前マーキングからセルフケア確立まで、 ストーマ外来と連携をとり継続的なケアを行っています。 皮膚、排泄ケア認定看護師と相談しながら、ストーマケアのみではなく、瘻孔や褥瘡などの創傷管理、 失禁ケア、スキントラブルへのケアも行っています。部署を問わず、ケアへの助言・指導を行っていますので、 経験のない方も安心して技術を習得することができます。
褥瘡対策
院内には、医師・コメディカルで構成される「褥瘡対策委員会」と看護部で構成される「褥瘡対策小委員会」
の2つの委員会があり、EMBに基づいた褥瘡ケアの普及に向け頑張っています。
これらの委員会では、定期的な褥瘡回診での直接的なケア活動の他に、
1.院内褥瘡患者様のモニタリング
2.褥瘡ケアに関する院内への啓発活動
3.病棟リンクナースへの教育・育成
4.創傷被覆材や体圧分散寝具、ケア方法の検討
等の活動を行っています。
NSTと共同して栄養管理を行いながら、褥瘡ケアおよび発生予防に取り組んでいます。
NST(栄養サポートチーム)
医師やコメディカルスタッフとともにチームを組んで活動しています。
患者さまの栄養評価を実施し、栄養状態の改善に向けての検討に参加します。
言語聴覚士の指導のもと、摂食嚥下訓練を実施しています。
最近では、理学療法士とともに、呼吸器リハビリテーションへの取り組みも開始しました。
詳しくは、ホーページ http://hospy.jp/NST/ をご覧ください。
糖尿病指導
当院は、糖尿病の教育入院を行っています。
二週間の教育コースですが、クリティカルパスに沿って教育が行われ、
看護師を始め、医師・臨床検査技師・管理栄養士・理学療法士・ソーシャルワーカーが
それぞれの専門性を生かして担当し、患者さまの指導教育にあたっています。
教育入院は7A病棟(内科系)で行われます。病棟・外来を通じて「糖尿病療養指導士」の資格を持つ看護師が
活発な活動を行っています。
糖尿病教育に関心を持つスタッフの教育にも力を入れ、
また地域の他施設との連携ができることを目標にしています。
救急部
名古屋紀念病院は、名古屋市の二次救急指定病院として指定されており、24時間体制で患者さまの生命の安全を 確保できるよう項張っています。 また、月に数回、小児科・内科・外科の救急輪番を行い、年間300名ほどの患者さまが救急搬送されています。 救急搬送以外に、直接来焼され緊急を要する患者さまに対しても治療を行い、慌しい毎日を救急外来で過ごしています。 救急部を受診される患者さまの疾患は多岐にわたり、広範囲の医療技術が要求されます。 そこで、私たち看護師は、医師の行う学習会(30分程度/3回/週)に参加したり、医師の指導によるトリアージの 方法・ASLS等、救急外来に必要なスキルを身につけるために日々自己研鑽しています。
創傷治療センター
湿潤療法をご存知ですか?
現在、創傷治療の考え方は大きく変わってきています。
創傷は消毒、ガーゼ交換で治っていくのではなく、生体が傷を治すための環境を整えることで
治癒していくといわれています。
名古屋記念病院では、5年程前に研修医、看護師が湿潤療法に着眼し、当時の救急部長のバックアップを
受けてこの療法に取り組んできました。
現在、中心となる医師が専門外来を立ち上げ、治療実績を積むとともに、院内外への普及に取り組んでいます。
がん看護
当院には、がんで手術、化学療法、放射線治療を受けてみえる患者さまが多く入院されており、 ほとんどの患者さまに病名告知を行っています。 患者さまの療養生活を整える看護師の役割はとても重要で、 専門知識や技術はもちろん、患者さまを受容し、傾聴・共感しながら互いの信頼関係を 持って看護にあたっています。 院内にはPC委員会があり、がんの疼痛緩和に力を入れています。 患者さまとともに疼痛緩和の目標を設定し、疼痛アセスメントを行い、 患者さまご自身のQOLを低下させずに治療が受けられる支援を行っています。
外来化学療法室の増設
2007年12月に外来化学療法室がB館北側3階に移設しました。ベッド5床とリクライニングチェア(2脚) を設置しており、ゆったりとした気分で外来通院しながら化学療法を受けることができます。 外来化学療法室に勤務する看護師は院内専用電話を携帯し、患者さまからの問い合わせに対応しています。 また、専門的な知識を持ったスタッフが常にペッドサイドにいることにより、患者さまに安心して治療を受けて頂いています。 患者きまにより良い環境とケアを提供できるよう、「がん相談支援センター」や磯和ケアチームと連携を図っています。
緩和ケアチーム
痛んでいるのは体だけではありません
医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、医療社会事業室の専門家がチームでサポートします!
緩和ケアの実際:一体、どんなことをするの?
・症状緩和が中心です(病気を治すこととの違い)
痛み、倦怠感、腹部のはり、吐き気、うつ的気分、不安など
・心のケア、社会的な支援を行います。
・がんの治療中でも行うことができます。
名古屋記念病院の緩和ケアチームは、2007年6月に発足して以来、がんによって引き起こされる苦痛の緩和に
取り組むことで、がんと共に生きる人のサポートを行ってきました。がん患者が最期のときまで生き抜く
お手伝いは、主治医の依頼を受け、週に一度の緩和ケアチームカンファレンスを行った後から始めています。
そして緩和ケアチームカンファレンスの翌日には、患者様と患者様をケアする病棟スタッフを訪問し、
ケアの方針を確認・評価・修正します。
緩和ケアチームは緩和ケアの知識と技術の向上が常に求められますので、症例検討会や他施設共同の有痛率・
除痛率調査を実施したり、日本緩和医療学会での研究活動や学習を続けたりと、明るく楽しく頑張っています。
緩和ケアに感心のある皆様、名古屋記念病院だからこそできる緩和ケア!一緒に取り組みましょう!