院内外での看護部の取り組み

ゼネラリストとしてナースキャリアを積んだら、いよいよスペシャリストとして専門性を高めます

教育委員会

質の高い看護サービスを提供できる自立した看護職員を育成するために、 看護職員のニーズを尊重した教育プログラムを提供し学習活動の支援(企画・実施・評価)を行っています。

事故対策委員会

各病棟から委員が選出され活動しています

<主な活動>
1.看護部内の事故に関する情報(インシデントレポート、ニアミス等)の収集、
 共有、分析、対策の検討
2.安全対策マニュアルの作成、見直し、評価
3.事故防止のための教育プログラムの実施
4.他職種と連携した事故防止への取り組み 

委員は、自己の役割を認識し、縦割りではない横断的なチームを編成し活動しています。
また活動成果は院外で学会・研究会等に発表しています。
「医療事故防止のリスクマネジメントが最終的には、医療の質確保につながる」をあいことばに、 今日もがんばっています。

業務改善委員会

目的:患者さんに安全と安楽を提供し、看護の質の向上をはかるために、看護業務が適切に効率よく 遂行できるよう業務を見直し検討、改善する。

<活動内容>
1.業務量調査の企画と集計、フィードバック
2.看護手順書の定期的な見直し
3.検査説明書の作成
4.各部署からの意見の吸い上げと検討

記録委員会

『看護記録の充実と統一を図る』を目的に、毎月1回委員会を開催し活動しています。
メンバーは各部署より1名と委員長の17名

<活動内容>
1.新人オリエンテーション
 新人オリエンテーション期間中の半日を使い事例を用いて実際の記録を経験します。
2.看護記録マニュアルの更新
 各部署にて発生した疑問や質問に対して委員会で検証し随時マニュアルの更新をしていきます。
3.看護部略語集の更新
 記録の簡略化には略語が便利。名古屋記念病院看護部独自の略語集を随時更新します。
4.看護記録監査
 年1回、全部署一斉に行い問題点の抽出、改善した点などを評価します。
5.事例検討
 委員会の時間を使いみんなで意見を出し合います。

創傷・ストーマ・失禁ケア

当院では年間35~40例のストーマ造設があり、術前マーキングからセルフケア確立まで、 ストーマ外来と連携をとり継続的なケアを行っています。 皮膚、排泄ケア認定看護師と相談しながら、ストーマケアのみではなく、瘻孔や褥瘡などの創傷管理、 失禁ケア、スキントラブルへのケアも行っています。部署を問わず、ケアへの助言・指導を行っていますので、 経験のない方も安心して技術を習得することができます。

褥瘡対策

院内には、医師やコ・メディカルスタッフで構成される「褥瘡対策委員会」と、看護部で構成される「褥瘡対策小委員会」 の2つの委員会があり、EBMに基づいた褥瘡ケアの普及に向け頑張っています。 これらの委員会では、定期的な褥瘡回診での直接的なケア活動の他に、
1.院内褥瘡患者さんのモニタリング
2.褥瘡ケアに関する院内への啓発活動
3.病棟リンクナースへの教育・育成
4.創傷被覆材や体圧分散寝具、ケア方法の検討
等の活動を行っています。
NSTと共同して栄養管理を行いながら、褥瘡ケアおよび発生予防に取り組んでいます。

NST(栄養サポートチーム)

医師やコ・メディカルスタッフとともにチームを組んで活動しています。 患者さんの栄養評価を実施し、栄養状態の改善に向けての検討に参加します。 言語聴覚士の指導のもと、摂食嚥下訓練を実施しています。
最近では、理学療法士とともに、呼吸器リハビリテーションへの取り組みも開始しました。
詳しくは、ホーページ http://hospy.jp/NST/ をご覧ください。

糖尿病指導

名古屋記念病院は、糖尿病の教育入院を行っています。
二週間の教育コースですが、クリティカルパスに沿って教育が行われ、 看護師をはじめ、医師・臨床検査技師・管理栄養士・理学療法士・ソーシャルワーカーが それぞれの専門性を生かして担当し、患者さんの指導教育にあたっています。 教育入院は7A病棟(内科系)で行われます。病棟・外来を通じて「糖尿病療養指導士」の資格を持つ看護師が 活発な活動を行っています。
糖尿病教育に関心を持つスタッフの教育にも力を入れ、 また地域の他施設との連携ができることを目標にしています。

救急部

名古屋紀念病院は、名古屋市の二次救急指定病院として指定されており、24時間体制で患者さまの生命の安全を 確保できるように項張っています。 また、名古屋市から指定された日時においては、小児科、内科、外科において輪番体制をとり、 いつでも安心して救急受診していただけるようにしています。 そのため、月に300名程度の患者さんが救急搬送されています。 また、救急搬送されてくる患者さん以外に、緊急対応を必要として受診される患者さんも多いため、 常に救急患者トリアージを活用して治療や看護を行っています。 救急受診される患者さんの疾患は多岐に渡り、広範囲な知識や医療技術が要求されます。 そこで、私たち看護師は救急部長主催の学習会(30分程度/週3回)に参加し、 救急対応に必要なスキルを身につけるために日々自己研鑽しています。

がん看護

名古屋記念病院に入院されるがん患者さんは、多岐にわたる病棟で診断期から治療期、終末期までの患者さまの看護を実践しています。 外来から入院、そして家庭や地域においても患者さんとご家族が前向きにがんと向き合い、がんとつきあっていけるように看護を行なっています。
当院は愛知県がん診療拠点病院として機能付けされています。 その中で行われるがんの治療、検査、処置に対して患者さん主体の看護、がんと共に生きる患者さんとご家族とともにある看護を目指しています。 家庭や地域においても患者さんやご家族のニーズに応じたソーシャルサポートが受けられるよう、ソーシャルワーカーと連携をとりながら支援しています。 そしてがん患者さんとご家族のQOLの向上を目標に医療チーム(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士)でカンファレンスを行っています。
看護部には平成22年度にがん看護分野における認定看護師(がん性疼痛看護、がん化学療法看護)が誕生し院内外において活動しています。 主な活動内容は、がん患者さんとご家族に対する看護、各病棟でのケースカンファレンスへの参加やがん性疼痛看護やがん化学療法看護についてのコンサルテーションを受けながら、当院におけるがん看護の質向上に努めています。

緩和ケアチーム

名古屋記念病院の緩和ケアチームは、身体症状の緩和担当医師4名、精神症状の緩和担当医師1名、 専従看護師(がん性疼痛看護認定看護師)1名、その他に病棟看護師1名、薬剤師3名、臨床心理士、 栄養士、ソーシャルワーカー、理学療法士など多職種で構成されています。 当院の緩和ケアチームへの依頼内容は「がん性疼痛の緩和」が多い傾向にあります。
痛みは5番目のバイタルサインともいわれています。 がん性疼痛は慢性的に持続し、痛みの強さや現れ方は人によりさまざまです。 痛みは身体的な苦痛だけではなく、心理・社会的にも大きく影響し生活の質を著しく低下させます。 私たち緩和ケアチームは複雑な痛みを抱えた患者さんに対し、早期から適切なアセスメントを行なうことで、患者さんの苦痛緩和に努めています。

<主な活動>
・定期カンファレンス…週2回
・全体回診…週1回
・コメディカル回診…週1回
・院内緩和ケア学習会
・リンクナース(疼痛対策委員会)との除痛率・有痛率調査
・ホスピス病棟との症例検討会
・名古屋PACC(多施設合同症例検討会)
・緩和医療学会への発表

コンテンツ一覧