リハビリテーション部
当院はベッド数450床の総合病院です。そのため、リハビリテーションの対象となる患者様も多岐に渡ります。スタッフは理学療法士5名、言語聴覚士1名、助手1名の計7名で、理学療法士は整形外科術後、脳血管障害発症後の患者様を始め、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心筋梗塞等循環器疾患、各種外科的手術前後、顔面神経麻痺等の患者様の早期社会復帰を目指して、運動療法、物理療法を中心としたリハビリテーションを行っています。言語聴覚士は脳血管障害の後遺症による言語障害や高次脳機能障害、嚥下障害、小児の発達障害等の改善を目的にリハビリテーションを行っています。また、当院では悪性腫瘍(癌)の患者様も多く、手術後や化学療法中の患者様の生活の質(QOL)の向上を目的としたリハビリテーションも行っています。
上記以外にも、毎月行われる2週間の糖尿病教育入院において、リスクを考慮した運動療法を行うだけでなく運動に対する知識の向上も図り、退院後も自己管理を行い継続できるよう患者様をサポートしております。また栄養サポートチーム(NST)や褥瘡対策チームにも参加しており、車椅子での適切な座位保持姿勢、ベッド上での臥位姿勢についてのアドバイスを行っています。
大腿骨頚部骨折になられた方は、通常手術が行われてから2週間ほどで近隣のリハビリテーション病院に転院して頂いておりますが、昨年から近隣の主な転院先9施設と密に連携を取り、年3回すべての施設が参加して「地域連携パス会議」を行っております。会議では理学療法士以外に医師、看護師、社会福祉士、事務職員が参加し、今まで面識が薄かった施設間同士の交流を深め、手術から社会復帰までの計画書(クリティカルパスといいます)を共通のフォーマットにすることで、各施設間での情報交換の円滑化を図ることを目的とした話し合いをしています。このように当院ではリハビリテーションがよりスムーズに進み、患者様の早期社会復帰の手助けになるよう努力しております。