院内がん登録と治療成績

 院内がん登録プロジェクト

 厚生労働省は、質の高いがん医療を全国で均てん化するため、地域におけるがん診療連携を推進していく地域がん診療拠点病院を整備する方針を立てました。愛知県がん診療拠点病院の当院では、2006年4月から院内がん登録を開始し本年で6年になります。「胃がん、大腸がん、肝がん」の3臓器から始めて、いまではほぼすべてのがんについて、がん登録をおこなっています。得られたデータは解析が可能であり、当院独自の治療成績などを知ることができるようになっています。

 大切な患者さまの情報を扱うのですから患者さまやご家族に、何らかの危険・不利益が及ばないよう、管理や手続きには規定を定めそれに則り、十分留意して個人情報保護に努めます。これらの治療成績や統計結果は、HP上でもお知らせしていきます。

 院内がん登録についてのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

結腸癌の治療成績

名古屋記念 消化器病センター・化学療法内科

 2006年4月から胃、大腸、肝の3臓器の院内がん登録を開始して5年近くが経過しました。現在では、ほぼすべての臓器の癌について院内がん登録を行うに至りました。最も症例数の多い結腸癌(直腸癌を除く)について、生存率などの治療成績をまとめました。

期間

2006年(平成18年)4月の登録開始から2010年12月までの4年8ヶ月間。

対象

名古屋記念病院で、結腸癌(直腸癌を除く)に対して内視鏡治療、外科手術や化学療法などの治療を受け、病理診断を得た約260例を対象とした。

分類法

UICC TNM分類 ・大腸癌取り扱い規約に準じた。

解析方法

Kaplan-Meyer 法による生存率の算出を行った。死亡例には、他病死や事故死などを含んでいた。

予後調査方法

当院の通院履歴や関連施設からの情報をもとに、予後を調査した。


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