診療科・医師紹介

泌尿器科

  役職
医師名
卒業年 所属学会(資格)

部長
西野 将

H20年

日本泌尿器科学会(泌尿器科専門医・指導医)
da Vinci Xi Certification取得/Console Surgeon

 

臨床研修指導者講習会修了
緩和ケア研修会修了

医師
市原 敬一郎
 

 

医師
前田 夏帆
令和3年

 

 

 

 

 泌尿器科領域全般について診療を行っております。前立腺肥大症に対するレーザー内視鏡手術は2004年より名古屋地区ではいち早く導入し、尿路結石に対する体外衝撃波結石砕石術の外来手術や腎疾患に対する腹腔鏡下手術など低侵襲治療にも積極的に取り組んでおります。 当院泌尿器科での主な治療疾患は、癌、前立腺肥大症、尿路結石です。 癌の治療としては、手術治療を主な目標としておりますが、化学療法・放射線治療を積極的に取り入れ、総合的な癌治療を行っています。 2023年7月ごろからは前立腺がんに対して手術支援ロボットを使用した手術を開始いたします。患者さんに負担の少ない低侵襲手術を積極的に行っていきます。 がんの診断・治療が早期に開始できる体制づくりに日々努力しています。

対象疾患

  • 尿路性悪性腫瘍(腎がん、膀胱がん、前立腺がん 等)
  • 尿路結石
  • 排尿障害
  • 尿路感染症
  • 女性骨盤性器脱

 

ロボット支援手術の大きなメリットは、身体的な負担が少ない腹腔鏡下手術の特長を活かしながら、人の手による手術の問題点をロボットの機能で克服できるという点にあります。 開腹手術よりも低侵襲で、入院期間を短縮することができ、より正確な手術が可能となります。現在国内では300台以上が稼動、前立腺全摘除術だけで年間13,000件以上の多くの手術が施行されております。 ロボット手術支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術は、腹腔鏡下根治的前立腺摘除術をロボット支援下に行うものですが、従来の手術法に比べてより繊細で、正確な手術を行うことができ、根治性、尿禁制(尿失禁がない状態)を含む機能温存においてより優れていると考えられています。 このたび、当院でもIntuitive Surgical社da Vinciサージカルシステムを導入することとなり、当科でも、前立腺癌に対する、ロボット手術支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術を開始することとなりました。 地域の皆様に、安全で低侵襲な治療が提供できるような体制づくりを進めてまいりたいと考えております。

 

 

2024年度

外来患者数

9,045

入院患者数

503

 

 

正式名称

2024年度

腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる)

21

TUR-BT (膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用))

51

腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術

6

精巣悪性腫瘍手術

2

ESWL (体外衝撃波腎・尿管結石破砕術)

40

経尿道的尿管ステント留置術

133

経尿道的尿管ステント抜去術

62

経尿道的尿路結石除去術(レーザー)

53

経尿道的電気凝固術

15

膀胱異物摘出術(レーザーによるもの)

12

陰嚢水腫手術(その他)

8

経皮的腎(腎盂)瘻造設術

6

膀胱瘻造設術

6

膀胱結石摘出術(経尿道的手術)

5

包茎手術(環状切除術)

4

包茎手術(背面切開術)

3

精巣摘出術

2

経尿道的尿管狭窄拡張術

2

経尿道的前立腺吊上術(経尿道的水蒸気治療)

2

尿道狭窄内視鏡手術

1