診療科・医師紹介
産婦人科

名古屋記念病院の「お産についてのご案内」はこちらからご覧いただけます。
役職 医師名 |
卒業年 | 所属学会(資格) | |
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部長 |
平成13年 |
日本専門医機構認定(産婦人科専門医、指導医)
臨床研修指導者講習会修了 |
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女性診療科
科長
佐藤 静香 |
平成18年 | 日本専門医機構認定(産婦人科専門医、指導医)
臨床研修指導者講習会修了 |
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医師
青井 好 |
平成25年 | 日本専門医機構認定(産婦人科専門医) |
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医師 尾﨑 香菜子 |
令和3年 |
日本産科婦人科学会 |
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産婦人科顧問 院長補佐 神谷 典男 |
昭和56年 | 日本専門医機構認定(産婦人科専門医)
臨床研修指導者講習会修了 |
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産婦人科顧問 医療安全管理部部長 石川 尚武 |
昭和60年 | 日本専門医機構認定(産婦人科専門医)
臨床研修指導者講習会修了 |
産婦人科には、婦人科と産科の2つの分野があります。
妊娠や出産に関しては産科、それ以外の女性生殖器疾患に関しては、婦人科の領域になります。
複数の女性医師が在籍しており、初めて受診される方も相談しやすい環境を整えております。
産科
当院では、「優しい出産」を心がけています。
麻酔科や小児科のバックアップもあり、帝王切開も安全に行える体制を整えています。
婦人科
良性の手術では、腹腔鏡下手術が中心となっています。
侵襲が少なく、術後回復が早いため、入院期間や療養期間が比較的短くなります。忙しい女性にとって選択しやすい術式です。緊急手術でも、可能な限り腹腔鏡で対応しています。
手術のほかにも、ホルモン治療を行っています。
選択肢は様々で、患者さんの状況に応じて相談、検討します。
対象疾患
良性疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫など) 悪性疾患(子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌など) 子宮脱
女性のからだに寄り添う、幅広い手術に対応
女性特有の疾患に対して、さまざまな手術に対応しています。 からだへの負担をできるだけ抑え、術後の回復を早めるために、腹腔鏡下手術、ロボット支援手術(ダヴィンチ)、経膣内視鏡手術(vNOTES)のような低侵襲手術を積極的に導入しています。いずれの手術方法も、小さな傷で行えることから術後の痛みが少なく、早期の社会復帰が期待できます。
腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術は、お腹に数か所の小さな穴を開けて、内視鏡カメラや細い手術器具を挿入して行う低侵襲手術です。
おなかを大きく切開する従来の開腹手術に比べて、傷が小さく、術後の痛みや出血が軽減されるため、患者さんの身体への負担が少ないのが特徴です。
この手術は、子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮内膜症、不妊症に関連する処置など、さまざまな婦人科疾患に適応があります。
腹腔鏡でお腹の中を直接観察しながら精密に処置を行うため、治療の効果を高めつつ、回復も早く、入院期間の短縮が期待できます。
ロボット支援手術
当院では、子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症などの良性腫瘍に対して、行っています。
医師がロボットを操作し行う低侵襲手術です。腹部に小さな穴を開けてカメラや手術器具を挿入し、ロボットアームを用いて繊細かつ精密な操作を行うことで、従来の腹腔鏡手術よりもさらに正確で安定した治療が可能です。

経腟内視鏡手術(vNOTES)
vNOTES(経腟内視鏡手術)は、腟から行う腹腔鏡手術です。
お腹に傷をつけずに手術を行うため、術後の痛みが少なく、傷跡も残りません。また、術後の回復が早く、入院期間の短縮や社会復帰までの期間を短くできるのも大きな利点です。さらに、従来の腟式手術の利点に加えて、腹腔鏡による広い視野と高い操作性を活かすことで、より精密で安全な手術が可能となっています。
当院では、医療安全に十分配慮したうえで、子宮摘出術や卵巣・卵管の手術などにvNOTESを取り入れており、患者さんの病状や体質、ご希望に応じて、最適な手術法を選択しています。
外来・入院患者数
|
2024年度 |
---|---|
外来患者数 |
10,018 |
入院患者数 |
375 |
手術件数
|
2024年 |
|
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子宮筋腫 |
開腹 |
17 |
腹腔鏡 |
75(※56) |
|
卵巣腫瘍 |
開腹 |
5 |
腹腔鏡 |
52 |
|
円切 |
26 |
|
外妊 |
11 |
|
悪性(子宮・卵巣) |
9 |
※ロボット支援下手術ダビンチ施行
分娩件数
|
2024年 |
---|---|
分娩件数 |
93 |
帝王切開件数 |
21 |